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産まない選択をしそうな人たち

衿野未矢氏による『「子供を産まない」という選択』によると、子どもを持つかどうかの決断をする以前に未産に傾きそうだ、という人々は決して少なくはないようです。こちらにそんな人々の例をご紹介します。

◆「未産」の人生を勝ち取る

母親の姿を見てきて、両親から期待されていた専業主婦の人生を送るのは絶対に避けたいと、努力して東京の難関大学に合格する。その後就職してキャリアを積み、結婚する必要のない既婚者を恋愛の相手に選んで十数年におよぶ交際を続けている。

◆環境が整わないと

新婚間もないカップルの例。子どもを持つ予定を人に聞かれれば、深く考えず「3人くらい」と、一応は答える。しかし、収入が増えてマンションが購入できている、といった『産みやすい環境』なしには考えられないので、実際には産んでも1人か産まないかだろう。理想は、親のローンで購入したマンションに住み、祖父母と両親に子育てを手伝ったもらうこと。子どもを産まなければ、これ以上経済状態が悪化することはないだろうが、無理して産んで後悔しても後戻りはできない。育児中の女性を見ると、「大変そう、かわいそう」という感情湧いてくるのだという。

◆結婚の条件は自分に都合のよい姑がいること

独身女性の例。結婚の条件は、「嫁の育児方針を素直にうけいれてくれるババが近くに住んでいること」という。恋人はいるが、彼の母親に育児を手伝ってもらうのは難しいので、結婚は難しいと思っている。また、結婚は年をとってもできるが、若いうちには仕事や自己投資に力を注ぎたいので結婚は今のところ優先順位が低い。

◆母親になったときの自分のイメージが辛すぎるワリカン世代

デート費用などをワリカンにするのが一般的と捉えている世代の人たちは、人に頼ったり甘えたりするイメージが湧きにくいため、夫に気を遣うのは、対等でいられたくなるようでいやだ。そのため生活費もワリカンにしたいので結婚後も働き続けたい。そして育児に関しても、ひとりで抱え込まなければならない大変なものと考えてしまいやすい傾向にある。子育てにも配偶者が手伝ってくれるイメージが湧かないので積極的に考えることはできない。

◆そもそも結婚自体が自分には無理そう

30代の独身女性の例。子どもを持ちたいかどうかの前に、自分にとっては結婚自体が無理だ。その前段階の恋愛にしても、なにかと費用が掛かるので面倒。またお金がかかる外食などにも興味はない。結婚した友人は、正社員で働いているが、契約社員である自分には余裕がないので、一生未婚で子どもも持たないかもしれないという。特に結婚した友人を羨んでいる風でもなく、淡々している。また、派遣社員では、経済的に無理なのであきらめている。

◆二人目が無理な「セカンド未産」

自らの意思で、子どもを持つこと自体がその人の価値観に合わない場合とは違い2人目が持てない事情を抱える人も少なくないようです。「一人っ子かわいそう」だとか、「2人目はまだか」等々、周囲からのプレッシャーはあっても、経済的な事情や身体的な事情、またその他のさまざまな事情で2人目を諦めざるを得ない人は少なからず存在するようです。

参考書籍:「子どもを産まない」という選択  衿野未矢 著

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