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妊活中の男性の問題

不妊治療は精神的にも追い込まれやすく、不妊うつとなってしまう女性も少なくありません。
特に体外受精などの場合は経済的な負担も大きなプレシャーとしてのしかかり、排卵誘発剤や黄体ホルモンなどの投与の影響でホルモンバランスも崩れやすくなるため、精神的に不安定となりがちです。

このようなとき、パートナーの男性がどのように関わるかで、女性の気持ちは大きく変わってきます。
不妊治療は身体的には女性のみに大きな負担がかかりますので、男性は精神的な支えとして女性をフォローすることが大切です。

逃げ腰な男性

男性側は、不妊問題に対して一般的に消極的な態度をとる場合が多いようです。
子供がほしいという望みが女性ほど強くないという事もあるでしょうが、万が一自分の問題で不妊となっているとしたら、自分自身のプライドが大きく傷つくと感じるため、本能的にこの問題から目を背けてしまうようです。
このため、女性からいくら頼まれても、あれこれと理由をつけて病院を受診しないという男性も少なくないようですが、妊娠にタイムリミットがある女性側には、これが大きなストレスとなってしまうのです。
また、男性側の両親は子供ができないことを女性のせいだと思い込む傾向が高く、女性を大きく傷つけている場合も多いようです。
結果的に、女性は多大なストレスを抱えることとなり、不妊うつになることも珍しくありません。

女性のみにかかる負担

男性側に問題があり、自然な妊娠が望めない場合は、人工受精や体外受精を試みることとなりますが、これらの治療は女性のみに大きな負担をかけることとなります。

投薬の影響で体調を崩す女性も多く、さらに治療中はほぼ毎日の通院が必要となるため、仕事を続けることも難しくなります。
誰かに会うのも億劫になり、次第に外出は病院のみといった生活となりがちで、精神状態はどんどんすさんでいきます。

さらに、治療費は高額な場合も多く、「あれだけの金額をかけたのに、失敗したらどうしよう」といった不安も抱える事となります。

ストレスは増大し、ついつい男性に当たってしまうという人も多いようです。

ともに妊活を行うという意識が大切

不妊治療では、辛さのほとんどを女性が受ける事となります。男性は、女性の精神が多少不安定になるのも当然だという気持ちで女性を受け止める強さが求められます。

女性からの批難をまともに受け止め、一緒になって声を荒げたり、逆に女性の気持ちを無視するような冷たい態度をとれば、女性をさらに追い詰めることとなります。
場合によっては夫婦の生活が破綻し、離婚という可能性もあるのです。

病院の受診にはできるだけ一緒に行く、説明をきちんと聞き、女性の状況を理解して支えるなど、積極的に妊活に関わる事が大切です。
また、周囲から寄せられる「子供はまだか」という質問は、男性がきちんと状況を説明し、「そっとしておいてくれないか」と言うだけでぴたりと止まる場合が多いようです。
女性が耐えている苦痛を、少しでも軽減することができるのは、やはり最も身近にいるパートナーとなります。

万が一子供ができなかった場合でも、夫婦が仲良く過ごす家庭があれば、生活の質は高くなり、満足度の高い人生を送ることも可能です。 つらいときこそ支え合える関係を維持したいものです。

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