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男性が受ける基本的な検査

男性が受ける検査としては、精子の数や運動率を調べるものが中心になります。男性が不妊治療になかなか積極的になれない大きな理由の1つではありますが、隠れた異常を発見するためにも大切な検査です。 ぜひ奥さんのためにも可愛い赤ちゃんを授かるためにも、協力してほしいと思います。

精液を採取してさまざまな検査をおこなう

女性と共同でおこなう検査としては、女性の子宮頸管に精子をブロックする抗体がないかどうかを調べる「フーナーテスト」があります。通常どおりの性交をおこなった後、数時間以内に病院にかかり、頸管粘液に残った運動精子数を調べます。 これで10個以下しか見つからなかった場合、女性側の子宮頸管に精子抗体があると推測されます。

男性の精子そのものを調べる検査としては、採精後に顕微鏡で数や運動率を調べるものになります。正確なデータを得るために、検査前は3~5日程度の禁欲期間をもうけることが一般的です。 精液の量は2ミリリットル以上、精子濃度は1ミリリットルにつき2000万個以上、そして射精後60分以内の運動精子が全体の半数以上が正常とされる値です。

また粘張性といって、ピペットを使って精液を垂らすと正常な場合はまっすぐに落下しますが、粘度が高すぎると糸をひく、といった検査方法もあります。さらに白血球数の測定も大事なポイントです。白血球が混じっていると精子の質を落とす可能性があるため、服薬などで治療します。

自宅からの持ち込みができない場合は採精室の利用を

このように男性の検査は精子を調べるものが中心となるのですが、正確な検査をおこなうためには採精後3時間以内と言われることが多いと思います。病院が近くにあれば自宅でパートナーの協力を得ながら射精したものを病院に持ち込む、という方法も可能なのですが、状況によっては院内の「採精室」を利用するしかない場合もあります。

採精室にはアダルトビデオや雑誌などが用意され、男性が一人で精液をシャーレに採ることが一般的です。抵抗のある人も多いと思いますが、入退室が目立たないような作りになっているなどプライバシーには配慮した病院がほとんどです。 男性不妊の検査としては不可欠なものですので、ためらわずにぜひ受けましょう。

他にもEDが疑われる場合は、問診などで勃起機能のチェックを受けることもあります。EDの検査では下着を脱いで診察するようなケースはまずありません。簡単な問診だけでバイアグラなどの薬を処方してもらい、様子を見ることがほとんどです。

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