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女性側の不妊原因~排卵因子

妊娠するためには、女性の体できちんと排卵が起こることが大前提となります。通常は月に1度のペースで規則正しく起こる排卵ですが、これが数ヶ月に1度になったり、 あるいはまったく起こらなかったりする「無排卵」になると、当然のことながら不妊につながります。

丈夫な卵子が毎月排卵されることが必須

女性は胎児のころから既に500万個ほどの卵子のもとを持っていますが、生まれた時には約100万個になっています。このうち、400~500個ほどが生涯の中で排卵されます。

つまり男性の精子と異なり、卵子は誕生時から存在するものだということです。これが「卵子の老化」という問題につながっていきます。

生まれ持った卵子は、初潮を迎えると卵巣から毎月排卵されます。規則正しい排卵が起こる人には、規則正しい月経があるはずです。

しかし排卵には脳の視床下部と脳下垂体、そして卵巣の3つが深く関わっているのですが、いずれかに問題があると正常な排卵が起こりにくくなってしまいます。また現代では、 ストレスや不規則な生活も大きく影響しているといわれています。

そして卵子の中には、丈夫なものとそうでないものがあります。「10回妊娠したら1回は流産することがある」と言われますが、これも卵子の質によるものと考えられています。 つまり規則正しい排卵と、丈夫な卵子がそろってこそ妊娠が実現するのです。

排卵障害の治療法とは?

排卵が不規則になってしまう原因はいくつか挙げられますが、まずは「太りすぎ、痩せすぎ」の問題です。過剰なダイエットや摂食障害などで、 平均体重を大きく下回ってしまうと生理が止まるという話はよく知られています。

また反対に肥満も、脂肪細胞から産生されるホルモンが原因で卵巣に影響を与えることが分かっています。ですから正常な排卵を望むためには、体重指導がおこなわれることもあるのです。

また自然な排卵が難しいと判断された場合は、排卵誘発剤が使われます。代表的な薬としては「クロミフェン(商品名クロミッド)」や「シクロフェニル(商品名セキソビット)、 「レトロゾール(商品名フェマーラ)などがあります。

いずれも脳の視床下部の排卵を司るセンサーに働きかけ、排卵をうながす仕組みです。

他にも、卵巣内に多数の卵胞(卵子のもと)が溜まってしまい、排卵が阻害される「多嚢胞性卵巣症候群」である女性もいますので、その場合はそれを治療する必要がありますし、他にも甲状腺機能の異常や「高プロラクチン血症」などの問題があるケースも見られます。

いずれにしてもまずは検査を受けて原因を特定し、排卵が起こりやすい健康な体を作ることが大切です。

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